志望校合格に必要な問題集は学校で購入した問題集と過去問だけ【大学受験】

大学受験に必要な問題集は学校の問題集と過去問だけ

大学受験生の悩み事のひとつが参考書や問題集の選択だと思います。私も受験生だった時はとても悩みました。

受験を経験した身からすると、大学受験用の参考書や問題集は高校で買わされた問題集(予備校生は予備校のテキスト)と志望校の過去問だけで十分です。

その理由を詳しく紹介していきます。

1つの問題集を繰り返すことが合格への近道

成功への近道

高校で買った問題集と過去問だけで十分だと思った1番の理由は、1つの問題集を何度も繰り返すことが合格への近道だと思ったからです。

「大学受験の本番では、どんな問題が出るのかわからないので、たくさんの問題集でたくさんの問題に触れておきたい。」という気持ちがあることは受験生を経験しているのでよく分かります。

しかし、どんな問題が出たとしても、解答するために使わなければならない手法は多くありません。どんな難関国公立大学でも高校の指導要領の範囲で習う手法の組み合わせでしかありません。
(むしろ、難関国立大学であればあるほど教科書の内容しかでません。)

1つの問題集に取り組むだけで、受験問題を解くために必要な手法は1通りマスターできます。

そして、受験で1番重要なことは必要な手法を何度も繰り返し、あなたの体に覚えさせることです。

うろ覚えの知識や読んだり見たりしただけの知識は受験本番では全く役に立ちません。大学の先生方は限られた時間の中で学んだことを身につけられない生徒はいらないのです。

そのため、学んだ知識を習得できる人にしか解けない問題を作成してきます。
ゆえに、受験に合格するためには、受験問題を解く上で必要な手法を体に覚えさせ、本番で使えるレベルまで習得することが必要です。

体で覚えさせる方法は、何度も何度も反復練習をするしかないと私は思っています。

私は頭がよくないので、同じ問題を何度も間違えていました。
しかし、間違えた問題を10回、20回と繰り返していくうち解けるようになりました。何度も間違えても繰り返し練習することで最終的には解けるようになります!!

あなた方は、私なんかより頭がいいと思うので、私より少ない反復練習で済むと思いますが、最低でも数回の反復練習は必要でしょう。
反復練習はどうしても時間がかかるので、限られた時間では1つの問題集を習得するだけでかなり労力を使ってしまうと思います。
そのため、1つの問題集に集中して反復練習に取り組むべきです。

以上のことから、問題集は1冊だけで十分だと思います。二兎を追う者は一兎をも得ず。1つの問題集に全神経を集中させましょう!!

限られた問題を反復練習することが、志望校合格への近道です。

高校で購入する問題集はど定番だからこそ完璧にすべし

ど定番スポット金閣寺

受験生の中には「私は難関大学を目指しているので、高校の問題集だけでは不十分」だと思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
あなたより10くらい年上のお兄さん(おじさん)である私からすると、「目標に向かって全力で走っている感じがすごく若いと思ってしまいます。青春っていいな~」と思ってしまいます。

しかし、難関大学を目指している方こそ高校の問題集だけで十分だと思います。
あなたが有名な進学校に属していないので例外だと思うかもしれませんが、全く関係ありません。私は定員割れ高校に通っていましたが、高校で買わされた問題集だけで十分でした。

数学は4STEP,黄チャート、物理/化学はリードα,重要問題集というど定番問題集でしたが、十分でした。
同じ高校だった同級生は難関校には最低でも青チャートと言って、青チャートを購入していました。しかし、その同級生は一度も私の数学の点数は超えていませんけどね(笑)

私は自分がすごいと自慢したいわけではなく、難関校向けではない基礎問題集でも何度も繰り返すことで難関大学のレベルにまで到達できるという好例だなと思ったので、紹介しました。

どんなレベルの高校であれ、卒業生のほとんどの人が大学に進学する高校で購入した問題集なら、何度も繰り返し練習することで、東大レベルまで到達できると思います。
高校で購入した問題集を信じて、反復練習することが志望校合格の近道です。

問題集を選ぶ時間は無駄、悩む時間があったら持っている問題集を反復しよう

time is money

私は志望校合格のためには、問題集を選ぶ時間が無駄だと考えています。

あなたに本当に問題集が必要であるならば、あなたは問題集選びに迷いません。

なぜなら、あなたは自分に何が必要であるかを熟知しているので、書店で問題集をパラパラしたときにあなたの体がこの問題集が必要だと教えてくれるからです。

この段階に達していない人はまだ別の問題集は必要ではありません。問題集選びで時間を浪費するより、高校で購入した問題集を反復演習する方が得策です。

あえて悪口を言うなら、書店でパラパラしてこの問題集が必要だと体が反応するのは気持ち悪い(キモチ)ですし、そこまで勉強しなければ合格できない大学は少なくとも日本にはないと思いますね…

何が言いたいかというと、高校で購入した問題集で十分であるということです!!

志望校の過去問だけはあなたの意志とお金で買うべし

時間とお金

私は高校で購入した問題集を繰り返し練習する派ですが、受験期に買った問題集があります。
それは、センター試験と志望校(国立)の過去問です。

個人的にはセンター試験(現:共通テスト)の過去問はどちらでもいいと思っています。

高校で嫌というほどセンター対策を行うと思うからです。
私は、河合塾や駿台などのセンター試験予想問題集パックを高校でやらされた記憶があります。

ゆえに、センター試験の過去問は苦手科目(英語と国語)と即効性のある地理の3科目しか購入していません。

しかし、必ず購入してほしい問題集は志望校の過去問です。

志望校合格のためには志望校の問題形式をよく知っておく必要があります。問題形式を知るためには過去問演習が最適です。

本番と同じ形式(解答時間を同じにする。できれば時間帯も一緒にしたいです)で挑戦してみてください。
もちろん、何度も行います。何度も言いますが反復練習が合格への近道です。過去問も何度も繰り返しましょう!!

私の失敗談からすると個別試験を受ける大学の過去問は滑り止めを含め全て購入して、演習を行った方がいいです。

私は滑り止めと考えていた私立大学の過去問演習を全く行っていませんでした。

結果は全校不合格です。
第1志望校の本番直前で滑り止め大学全落ちというメンタルズタズタ状態になったという苦い思い出があるので、受ける大学の過去問はしっかり演習して本番に備えておきましょう。
今では笑い話ですが、受験当時(2014年2月)はシャレにならなかったですね……

また難関大学になると予想問題集が発売されていますが、これはどっちでもいいと思います。高校で購入した問題集も過去問も完璧で時間が余っている方は取り組んでみても良いかなくらいだと思います。

このレベルに達している人は予想問題集を完璧にすることも時間がかからないと思います(笑)
なぜなら、反復練習する問題も無いくらいスラスラ解けちゃうレベルだと思うからです。
腕がなまらない程度に演習を積んでみてください。

高校で使用した問題集と過去問の反復練習が合格への近道

私が大学受験で合格を勝ち取るために一番重要なことは問題集の反復練習だと思っています。そして、反復練習するのに最適な問題集は以下の2種類です。

  1. 高校で購入した問題集(予備校生は予備校のテキスト)
  2. 志望校の過去問

色々な問題集に手を伸ばすのではなく、上記の2種類の問題集を集中して反復練習をすることが、志望校合格への近道だと思っています。

反復練習で志望校合格をつかみ取りましょう!!

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