【高3・浪人生】11月は「2次試験対策」のラストチャンス!おすすめの勉強時間・方法!!

受験生 11月
受験生 11月

高校3年生または浪人生にとって11月は本格的な受験戦争の突入時期となります。

高校1年生や2年生、今夏など受験に向けて勉強してきたと思います。11月は今までの勉強を受験本番で発揮するための「実践力」を身につける期間です。そして、12月と1月前期は大学入試センター試験対策に集中する必要があるため、2次試験の対策ができません。つまり、2次試験の対策ができるラストチャンスと言っても過言ではありません。

泣いても笑ってもぜんたー試験までは約2ヶ月、私立大学受験・2次試験までは約3ヶ月というのは変わりません!残りの時間を駆使して大学受験を乗り越えましょう!!

2次試験対策を集中的に行う

記述

冒頭にも述べたとおり、11月は2次試験対策に集中できる最後の期間です。センター試験ばかりに気をとらわれず2次試験の対策を行いましょう。

過去問は必ず解くべし

2次試験対策の基本は過去問を確実に解いておくことです。(正解不正解は関係ありません!)

大学入試センター試験は全国の受験生である約50万人が受ける試験なので、みんなと同じように勉強すれば対策することができます。高校や予備校でもセンター試験の対策授業はたくさん行われているでしょう。

しかし、2次試験はそれぞれの志望校によって受ける大学が異なります。もちろん、大学ごとに出題される問題の範囲や傾向が異なるので、みんなと同じ対策はできません。特に高校では、個々の受験生に合わせた対策はしづらいため、授業ではセンター対策しかやらない高校もあるでしょう!

つまり、2次試験対策は個人がそれぞれ行う必要があります

2次試験対策でやるべきことは入試の出題傾向を知ることです。出題傾向を知る一番手っ取り早い方法は実際に過去問を解いてみることです。

まだ、第1志望校の過去問を解いたことないという人はいないと思いますが、解いていない人は3年分くらい解いておきましょう!過去問は赤本を買えば入手することができます!赤本はケチってはいけません!借りるのではなく、自分で買いましょう!!

解いたことある人ももう一度解いておきましょう!今の学力レベルを確認しておきましょう!!前回よりも解けているといいですね!!

ちなみに、私は赤本を買って対策を行った大学には合格し、赤本を買わなかった大学(滑り止めだったはず)には落ちています。私の経験から過去問にいかに取り組んだかが合否を分けると思っています。

大学別模試があれば必ず受けるべし

模試には受験生全員を対象とした模試(河合塾の全統模試など)だけではなく、大学別の模試が存在します。志望校の大学別模試があれば必ず受けましょう!!

志望校が東京大学や京都大学などの最難関国立大学や慶応大学や早稲田大学などの最難関私立大学なら絶対に存在します。必ず受けましょう!!

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大学別模試は予備校が全力を注いで各大学の出題傾向を分析して、予想した問題が出題されます。重要度は過去問と同じといっても過言ではありません。

そして、大学別模試を受ける人はその大学を受験する可能性が極めて高いです。そのため、大学受験本番と同様のライバルと実践をつむことができます。

なので、大学別模試は必ず受験して、復習もしっかりしましょう!!

記述形式のアウトプットを行い、復習を必ず行うべし

過去問を解いたり復習したりするときは必ず記述式で解きましょう!解答を必ずノートや白紙の紙に実際に書きます!

回答する際に注意すべきことは、「採点官にわかりやすく説明する」つもりで回答しましょう。「わかりやすく説明する」という意識だけで、回答が見違えるほどきれいになります。他の受験生はただただ殴り書きをしている人が多いので、大きな差をつけることができます。

記述式の回答を作り出すことは、頭の中を整理しないとできないので、自然と頭の中を整理することができます。時間の無駄と思わず、しっかり時間をかけて記述式の回答を作りましょう!!

新しい問題集は買う必要はない

この時期に新しい参考書や問題集を買う必要はありません。今からやっても新たに身につけることは難しく、ただ自分の力不足が際立つ可能性があります。この時期に無駄な不安要素を自ら作り出す必要はありません。

買ってもいい問題集は「赤本」もしくは「センター試験・大学別予想問題集」だけだと思います。単語帳とか分野別問題集とかははっきりいっていりません。(今年度の受験をあきらめ、来年度の受験に駆けるのなら別ですが…)

この時期は、過去問と今までに解いたことがある問題集の復習に取り組みましょう!今までに身につけたことを当日確実に解けるようにすることがこれからの課題です!!

勉強時間は5時間は確保すべし

時間

高校や予備校での授業時間以外の勉強時間は5時間は確保しましょう!!

この時期の高校や予備校の授業を受ける行為は勉強していると思ってはいけません!アウトプットしている時間のみが勉強時間だと思いましょう。

勉強時間が5時間に必要なのは、10月までにどれだけ勉強していたかどうかは関係ありません。今まで必死に勉強していたからといって、1日3,4時間くらいでいいかなと思っていると落ちます。

この時期の受験生は5時間以上勉強している人はザラです。さらに、不公平なことに今まで勉強していなかった人も急に勉強しだして、急速に成績を伸ばす人もいます。(←こんな奴に負けたくないですよね)今までの努力を無駄にしないためにも、3ヶ月間駆け抜けましょう!!

今まで勉強を怠っていた人はこんな奴になるしかないですよ!油断している受験生を蹴落としましょう!!(←卑怯者感がないですね。)

最低5時間は勉強しましょう!!

E判定でも、あきらめるべきではない!ただし、逃げ道は検討すべし!!

岐路

11月は最後の模試があり、結果が返却される時期でもあります。模試の結果にはいらんことに志望校合格率も示されます。

模試の結果が「E判定」だと不安に陥るかもしれませんが、志望校を下げる必要はないと思っています。なぜなら、センター試験までは約2ヶ月、2次試験までは約3ヶ月あります。この期間にあきらめない方が成績が伸びます!!

志望校を下げるという選択肢は心に余裕を持たせるという効果はありますが、勉強しなければならないという危機感が失われてしまいます。過剰な危機感は体によくないですが、適度の危機感を持って勉強に取り組んだ方が不思議と身につきます。あきらめるのはセンター試験後でも遅くはないと思います。

しかし、センター試験後に志望校を下げるという苦渋の決断を下さなければならない状況を想定して、滑り止めの志望校の過去問は解いておきましょう!先にも述べましたが、過去問を解いたことのない大学は偏差値がどんだけ低くても合格することができません。

まとめ

今回は受験生が11月にすべきことを紹介しました。

  • 過去問は必ず解くべし
  • 大学別模試は必ず受験すべし
  • アウトプット中心の演習をすべし
  • E判定でもあきらない

問題演習を繰り返して、実践力を身につけましょう!!

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