大学受験を考えている高校生もしくは中学生が1度は考えるであろう問題です。
「青春を我慢して受験勉強して得られる志望校合格って意味あるの!?」この疑問が生まれるのはごもっともだと思います。(思わない方がヤバいと思う!)
この記事では、浪人してまで大学に進学して、大学院(修士)まで修了した私が大学進学に意味がないと思う3つの理由を紹介します。
言いなりの大学進学に意味がない3つの理由
現代の高校生が受験生になることを決めた理由は大体次の理由でしょう。
- 親が「大学には行け」と毎日騒がしい
- 学校の先生が「大学を卒業すれば将来安泰だ」と連呼する
- 私は勉強が得意だから自慢するために有名大学に進学したい
おそらく、他人の言いなりもしくは他人に自慢したいというのが、大学進学を決めた理由でしょう。
私も親が「大学に行けば安泰・給料が高い」と連呼していたので、何も考えずに大学受験が前提の普通科高校に進学してしまいました。
しかし、これらの理由で大学進学する人は大学のメリットを一切受け取れません。
恩恵を受けられないどころか、大切なものをドブに捨てることになります。
その理由を3つ紹介します。
大学受験・大学の勉強は社会では使わない
大学受験をするためには今まで学校で習ってきた主要科目の勉強をしなければなりません。
つまり、貴重な10代の時間を勉強に捧げることになります。
しかし、青春を削ってまで身につけた勉強内容は社会では全く使いません。
(正確には大学受験を突破するためだけのテクニックを身につけるだけの勉強だけで、受験期を終えてしまう人がたくさんいるという方が正しい表現です。しっかり基礎力を養えば社会でもしっかり活用できます。)
高校で習う古文・漢文や数列・微積分、難解な英語長文読解など社会人になってから出てきたことないです。
大学で学ぶことは人それぞれ違いますが、私の専攻した分野が会社で役に立つことはありません。
こんなことを身につけるために10年近い時間を潰すのは意味がないと思います。
学校で習うことは小学生までの内容で十分です。
学士(大学卒業)の希少価値はない
両親の世代が大学に進学しろと連呼する理由の1つは、大学卒の方が就職がしやすく、給料が高いからだと思います。
しかし、現代では両親時代の話がそのまま当てはまることは残念ながらありません。
なぜなら、大学卒(学士)の資格が両親の世代ほど貴重ではないからです。
少子化で子どもの数が大幅に減少している一方で、大卒の人数は緩やかに増加傾向にあります。
現代では2人に1人が大学卒という資格を持っています。
そのため、大学を卒業しているというステータスだけでは何の希少価値もない時代が到来してしまっています。
ゆえに、大学は卒業するだけで大丈夫という時代はとっくの昔に終わっており、大学に進学する意味がかなり薄くなっています。
お金をドブに捨てることになる
大学の学費はとても高いです。
国立大学に行けても4年間で約200万円かかります。
地方出身者だとこれに下宿費がかかるので、ものすごくお金がかかります。
一方で、稼ぎの方はほぼ0になります。(バイト戦士になっても、年100万が限度でしょう)
しかし、高校卒業で就職した同級生は大学生と同じ拘束時間で年300万円くらいもらえます。
既に雲泥の差があります。
もし、あなたに大学で学ぶという意思がなければ、何も身につけずに大学の4年間は終了になります。
私はこの4年間に使用したお金は非常にもったいないと思ってしまいます。
大学進学のメリットは意志がないと受けられない
大学は学問を修める場所なので、学ぶという意識がなければ何も身につけずに終わってしまいます。
大学の先生方も高校とは違い教育の専門家ではなく、研究者です。
学ぶ意識のない大学生は事務的手続きだけされて見捨てられます。
もしくは、奴隷のように使われて、お金も得られないし、知識・経験も得られない学生になってしまうかもしれません。
ブラック企業の方がよかったなんてことも、ブラック研究職を体験した人はよく言います。
学問を修めるという強い意志がないと、大学という環境では無意味な時間を過ごしてしまいます。
親・先生の言いなりで大学へ進学するならやめておけ
大学に進学すれば、将来安泰といわれる時代は終わりました。
学問は修めたくないけど、周囲の大人達が大学に進学しろというから進学しますという方は必ず後悔します。
高卒で就職して20歳前後で自分のお金が手に入ることはとても有意義なことです。
それを捨ててまで学問を修める意思があるかどうかが、大学に進学すべきどうかを決める一番の要因だと思います!!
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