理工系の学部に入学した大学生は、卒業研究をするために、研究室に配属されることになります。
あなたの学生生活の集大成は研究室です。ブラックな研究室に配属されると、あなたの学生生活は最低だったと人生に刻まれてしまいます。
希望の研究室に配属されたければ、学部3年生までに良い成績を修めていく必要があります。
成績がよい方が希望の研究室に配属されやすい理由となぜ「良い成績を修める」というとても当たり前のことを念押している理由を紹介します。
研究室配属の希望は成績がいい人が優先される
研究室には1学年あたり数人のみしか配属されません。
そのため、人気のある研究室に入れない可能性があります。志望人数が研究室の定員を上回っている場合、志望する研究室に配属されるための熾烈な戦いが待っています!
志望の研究室に配属されるために必要な武器が、「良い成績」です!!なぜなら、多くの大学が成績が良い人から順に研究室の配属が決まるからです。
大学側からすれば、今後の人生を大きく左右する「研究室配属」をじゃんけんやあみだくじなどで決めてしまうことはとても危険だからです。
もし、あなたが学年トップの成績を修めているにもかかわらず、志望する研究室に配属されなかったとします。一方、学年ビリの人があなたが志望していた研究室に配属されたらどう思いますか?
普通の人は「不公平だ!研究室配属を運だけで決めるな!!」と思うはずです。
そして、大学に対して文句を言いに行くでしょう! 大学側はこのような問題の発生を避けたいので、「成績」で研究室配属を決めます!!
「成績」で研究室配属を決定すれば、たとえ成績の悪い学生が研究室配属に関して不満があったとしても、「バカは黙っとれ!!」と内心で思いながら、大人の対応で軽くあしらうことができます。
このことから「成績」で研究室配属を決めることは、大学と良い成績を修めている学生に両方にとって、合理的な方法なのです。
つまり、志望する研究室に配属されるためには、良い成績を修めることが必要不可欠なのです。
学問を修めることが大学生の本業だが、実践している人は少ない
学問を修めることが本業の大学生にとって、「良い成績を修めること」は、会社でいう成果が認められたことと同義です。
そのため、成果を出して認められるために、必死で勉強するはずなのですが、ほとんどの大学生はしていません!!
ほとんどの大学生が留年せずに卒業できればいいと思っているので、単位が認定されるギリギリの成績がとれるくらい(60点くらい)の勉強しかしていません。
そのため、成績表には「可」もしくはそれに相当する文字が羅列されている人も多いのではないでしょうか?
当てはまっているあなたは要注意です!!なぜなら、その時点で学年最下位層だからです。
「不可」の人もいるから大丈夫!大げさな!!と思うかもしれませんが、「不可」の人は研究室配属という舞台にも立てずに、留年しています。
つまり、研究室配属という戦いの中では、「不可」野郎は敵ではないのです!
「可」が羅列している人は、研究室配属という舞台には立てたけど、その中では最下位争いをしているということです。
成績が悪いがために志望している研究室に配属されず、不人気研究室(ブラック研究室であることが多い)に配属されて、地獄の研究室生活(奴隷生活)を送る羽目になるかもしれません!!
志望する研究室で楽しい大学生活を送るために、必死で勉強してください!!
むやみに良い成績を修めてもダメ!研究室配属に考慮されている科目を知ろう!!
志望する研究室に配属されるために、「良い成績を修めてやるぞ!」と意気込むことはいいことですが、むやみに全科目を必死に勉強することは得策ではありません。
この記事にたどり着いた方は、「成績」に不安がある人が多いと思います。
成績に不安がある方が、全科目を頑張ったところで、全滅することが目に見えています!
大学によって異なりますが、研究室配属されるときに考慮される「成績」は一部の科目だけのことが多いです。
例えば、次のような選考方法があります。
- 理系基礎科目だけ
- 専門科目だけ
- 必修科目だけ(一番多いかな?)
- 選択科目だけ(レアケース)
- 教養科目だけ(レアケース)
考慮される科目は大学・学部によって異なることがあるので、同じ学部・学科の先輩や同級生から情報を手に入れる必要があります。
情報を仕入れて研究室配属に使用される科目が分かった場合、その科目をしっかり勉強して、良い成績を修めましょう!!
地獄の研究室を避けるためには勉強することが最低条件
今回は、人生を左右する研究室配属の選択肢を広げるために、良い成績を修めなければならないことと研究室配属が有利になる方法を紹介しました!
研究室配属前の学生はしっかり勉強して、研究室配属に臨まれることを期待しています!!
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