ブラック研究室を見極めよう!ブラック研究室の特徴とは!!

ブラック研究室 見分け方
ブラック研究室

研究室選びで一番考慮することは学びたい分野ではなく、研究環境です!!」で、研究室選択では、研究環境が一番重要であると紹介しました。

この記事では、極悪な研究室を選ばないために、ブラックな研究室を調べる方法とブラック研究室の特徴を紹介します。

学科の先輩に話を聞くことが一番効率的

話を聞く

情報を集める手法で一番有力なのは先輩の話を聞くことです。

ただし、志望の研究室に所属している学生だけではなく、その研究室が所属している学科の他研究室の先輩にも話を聞くべきです!!

志望研究室に配属されている先輩に聞く話

 研究室の学生への姿勢・対応を一番知っているのは、その研究室に配属されている学生です。

ゆえに、研究室について詳しい情報が知りたい場合、その研究室に配属されている学生に聞くのが一番です。

コアタイムゼミの形式・頻度報告書の形式・頻度学生への指導の仕方などを聞けば答えてくれるでしょう!!

しかし、先生方ほどではないですが、先輩方も研究室について嘘をつく場合があります。

理由はたくさんあり、断定することは難しいです。しかし、配属されている研究室がブラックであるほど、嘘をつく傾向があります。

なぜなら、「自分がブラック研究室に配属されたことを隠したい気持ち(負け組になったことを認めたくない。)」と「研究室の仲間の学生を増やして学生1人あたりの負担を減らしたい(先生の標的を増やし攻撃を分散させたい)」からです。

ブラック研究室に配属されるとそのことをできるだけ隠したいと考えます。特に、レベル(偏差値)が高い学校ほどその傾向があります。

世間からレベルが高いと思われる大学に入る学生は自尊心・プライドが強く、自分が極悪の環境にいることを認めたくないため自分の研究室はホワイトであると無理矢理思い込まざる得ないからです。

ブラック研究室はもちろん途中で逃げていく(失踪)ので学生の数が多くはありません。

学生の数が減っても、先生方は自分たちが悪いとは1ミリも思っていません。教育者としてはあり得ないことですが、学生が怠惰であると思っている場合がほとんどです。(もし、自分たちが悪いと考える視点が少しでもお持ちなら、ブラック研究室にはならないです)

そのため、入ってくる学生が減っても、卒業や終了を迎えずに出て行く学生が増えても、指導方法が変わることはありません。しかも、大学では学部4年生の生け贄が毎年召喚されるので、学生がゼロになることがありません。

そのため、先生方は学生がいなくなるリスクがゼロなので、指導方法を見直そうと思いません。

学生の数が減ると、学生1人あたりのゼミや実験、雑用(パシリ)などの負担が大きくなります。

この状況はとても辛いため、後輩には嘘をついてでも、この研究室に戦力として入ってもらい、自分の負担を少しでも減らすという自己防衛反応が自然に働いてしまいます。非常に思うかも知れませんが、人情を失わせる環境であるからこそブラック研究室なのです。

ゆえに、研究室に配属されている先輩は詳しい情報を持っているが、その情報を正確に教えてくれるかどうかは分かりません。

より正確な情報を集めるためにはできるだけ他研究室の多くの先輩の話を聞き、矛盾がないか調べる必要があります!!

志望研究室以外に配属されている先輩の話

 志望研究室のことをよりよく知るために、志望研究室以外に配属されている学科の先輩に話を聞くことも非常に有益です。

なぜなら、研究室の悪い情報はすぐに広まるからです。

私も、同級生に「あんたの研究室ヤバいんでしょ!!(笑)」とよく言われてしまいます…(自尊心から「そんなことないよ(ドャ)」といってしまいますが…今思えば愚かですね…)

あの研究室はヤバいという情報はよく広まりますし、その情報は恐ろしいほど合っていることが多いので、信じていいと思います!!

研究室に所属する学生間の仲が異常にいいのは怪しい

疑う、ダメ

研究室紹介(ガイダンス)で学生間の仲がいいと紹介する研究室はブラック研究室である可能性が高いです。

約20年間も人生を歩んでいるなら、そもそも自ら仲がいいというグループは本当かどうか疑うというのが定石です!!

さらに、本当に仲がいいならその理由を考えるとブラック研究室である可能性が高いです。

なぜなら、多少性格が合わなくても、人間同士が仲良くなるのは研究室内に巨大な敵(先生方)がいる可能性が高いと言うことです。

巨大な敵がいる研究室はブラックなので、選ばない方がいいです。

学生の人数が減っていたら怪しい

よく考えて!!

研究室のホームページを見れば、学生の人数が分かります。

言うまでもありませんが、学生の人数が減っていたら要注意です。

ブラックではない研究室の学生の人数はめったに減るものではありません。特に、学士(学部生)、修士の人数は減っていたら相当ヤバいと思ってもらっていいと思います。

学生がやめやすい時期は、後期に入る前の9月末です。

なぜなら、修士学生の場合ブラック研究室に配属された学生は脱出するために、既卒(ほぼ新卒)または大学院在学中の身分で就活を行い、前期が終わる前には内定をもらうからです。

そして、9月いっぱいまでは授業料を払ってしまっているため、そこまで、学割などの学生の身分を利用して遊んで(もちろん研究室には顔を出しません!!)、10月からは退学して入社する人が多いからです。

逆に、後期まで突入すると途中でやめると授業料と時間がもったいないと思ってしまいます。そのため、やめる人は最後まで耐えきることができなかった(うつ病を発症した)学生だけになるので、とても少ないです。

そのため、9月以前と10月以降のの学生の人数は必ずチェックした方がいいと思います。

ブラック研究室の先生方は、「学生が選んだ道だから応援した」みたいな戯言をいうと思いますが、実情は「身を守るために逃げた」(極めて重要な能力)ですので、「明日は我が身」だと思って研究室選択は真剣に考えましょう!!

夜遅くまで電気がついている研究室も怪しい

夜

研究室の電気が夜遅くまでついている研究室は夜遅くまでいなければならないと言うことなので、とても危険です。

朝は遅いとか夜遅くまで研究室で楽しく遊んでいるという期待を持たない方が賢明だと思います。

もちろん、社会人に比べれば、朝は遅いと思いますが、拘束時間は12時間を超えていると言っても過言ではないと思います。

研究室に配属される前に拘束時間が長い可能性があるリスクを冒す必要はないと思います!!

まとめ

今回はブラック研究室の見分け方について、まとめてみました。ブラック研究室を見極めるためには、自分の足で多くの情報を集めるしかないです。

しかし、その情報はあなたの20代の貴重な3年間(学部4年生+修士2年)を大きく左右するので、怠らずに行いましょう!!

もし、ブラック研究室に配属されてしまったら、慌てて就活をして学部卒で就職してしまいましょう!!(研究室配属時には内定を持っておいた方が気が楽です。)

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