大学受験で合格するために受験生が夏休みにやるべき勉強を紹介

受験生のみなさん、大学受験に向けた勉強は捗っていますか?

夏は受験の天王山であるにもかかわらず、どうしてよいか分からずに路頭に迷っている受験生もたくさんいると思います!

この記事では、大学受験で合格を勝ち取るためにやるべき勉強の仕方を紹介しますので、勉強の仕方が分からないという方は参考にしてください。

夏休み特有の勉強をする必要はない

夏休み期間中にしかできない大学受験の勉強は特にありません。

なぜなら、大学受験は夏休みをすべて返上してまで勉強しなければ突破できないほど高い壁ではありません。
普段から適度に勉強を継続してきた人ならば、誰でも突破できる壁です。
そのため、夏休みも長期休暇という意識をなくして、普段の勉強を続けてもらえれば特に問題なく突破できると思います。

そんなこと言ったて、今まで勉強してなかったから夏休み返上で勉強しようとしている方もいらっしゃると思うので、一応勉強方法を書いておきますね!

準備するもの(もう持っているはずです)

まずは、準備するものはシャープペンシル、ノート(白紙、裏紙)、学校で使っている問題集・解答です。
これだけあれば、今まで勉強していなかった人が夏休み中に勉強するには十分です。

オススメの文房具に関しては「受験に勝つために必要な文房具4選!少数精鋭の武器を揃えることが合格への近道!!」をご覧ください。

今まで使っていたものを完璧にするべし

今まで勉強していなかった受験生が最初に陥るミスは、新しい問題集を購入したり、予備校の夏期講習に申し込んだりすることです。

はっきり申し上げますと、自分に合った新しい問題集や夏期講習を選ぶことはとても難しいです。
問題集や夏期講習を選ぶために体力と時間を消費するのは無駄です。
新しい問題集や夏期講習は今まで勉強していた人が自分にはこの科目が苦手であるから、この科目に特化した問題集や夏期講習をやるなど明確な目的があって始めて効果を発揮するものです。
そのため、今まで勉強しなかった受験生にとって、新しい問題集や夏期講習は無縁のものです。

今まで勉強していなかった受験生は今までやらなかった勉強を必死に勉強するしかありません。

今までの復習に適したのが学校で使っている問題集です。
学校で使っているものならば、課題さえやっていれば、見たことあるかも…?くらいの記憶はあると思います。
なんとなく見たことあるという程度の記憶を問題集を何度も往復することにより、確実に見たことあるに変換していく必要があります。
多少ひねられても理解できるという風に自分のものにしていく勉強が大学受験では一番効果的な勉強法です。

なら、新しい問題集でもいいのではないかと思う方もいらっしゃると思います。
しかし、【見たことあるかも…?】と【確実に初見です!!】では、問題集を解こうという障壁および定着率に雲泥の差があります。

今まで勉強してこなかった人が、自らお金をかけてまで障壁を高くする必要はありません。
今から勉強を始める受験生は、学校で使っている問題集に取り組みましょう。

レベルの低い問題集こそ最高の問題集

私の通っている高校は偏差値がとっても低い高校だから、学校で使っている問題集はレベルが低いです。
そのため、学校の問題集を完璧にしても意味がないから、新しくて難しい問題集に取り組むべきでしょう!!という声が挙がるかもしれません。

心配しなくても、大丈夫です!
レベルの低い問題集にも取り組めなかった受験生が難しい問題集に取り組めるわけがないので、レベルの低い問題集で大丈夫です。

さらに、大学受験は全国の高校生が解ける問題をこぼさずに取ることができれば、合格できます。
不合格になった受験生は、少人数の受験生しか解けない問題を解けなかったからではなく、大部分の人が解ける問題を取りこぼした受験生です。
つまり、大学受験に合格するためには、レベルの低い問題をいかにミスなく解けるかが重要になります。
多くの受験生が解ける問題をミスなく解くためには、学校で使うレベルの低い問題を反復練習するしかありません。

問題集の取り組み方

ここまでで、学校でつかっている問題集の偉大性に気づいたら、是非実践しましょう!!

問題集の取り組み方については「【高校/大学受験生向け】受験に打ち勝つための問題集/過去問の使い方」をご覧ください。

まんべんなく勉強する

基礎

「まんべんなく」勉強するの、「まんべんなく」には二つの意味があります。
毎日勉強すると全教科勉強するという意味です。

毎日勉強する

夏休み期間中は特段用事がなければ毎日勉強します。
(特段の用事とは、旅行とか、祖父母に会いに行くなど宿泊する場合や1日いっぱいまで自由がないことをいいます。もちろん、遊びの予定も含みます。)

夏休みは学校がないため、家庭の用事以外では自由が効きやすい期間になります。
自由が効く期間だからこそ、勉強に打ち込みやすい期間ですが、怠けてしまえば勉強を全くしない期間になってしまいます。
人間というものは不思議な生き物で、どんなに忙しくても今まで続けてきたことは意識しなくても継続できます。
しかし、どんなに時間があっても今までやっていなかったことは意識しないとできません。

そのため、夏休みは勉強を習慣化して、夏休みが終わっても勉強を継続できる身体にしておきましょう。
勉強が習慣化すれば行事の多い2学期も、無理せずに勉強を継続できると思います。

また、【1日5時間勉強して4日サボる】と【1日1時間の勉強を5日間継続する】とのでは後者の方が吸収率が高いです。
人間は毎日触れるものが生きていく上で必要なものと判断して、忘れなくなります。
そのため、毎日勉強する方がお得です。

全教科を勉強する

受験生が陥りやすいのは、得意教科のみまたは苦手科目のみ勉強してしまうことです。

私個人としては得意科目を伸ばす方が有益だと思いますが、大学受験ではそういうのは求められていません。
大学受験では全教科まんべんなくできるという能力が求められています。

だからといって、苦手科目しか勉強しないのもダメです。
勉強に対するモチベーションが上がらないのももちろんですが、得意科目に全く触れないと得意科目も苦手科目並に成績が下がってしまうかもしれません。
例えば、計算を1週間程度しないと計算能力が大幅に下がっていることが分かると思います。
得意教科がなくならないように、得意科目にも触れるようにしましょう!!

記述式を意識して勉強する

もうひとつ受験生が陥りやすい間違いは、目先の試験に集中してしまうことです。

大学受験を受ける人の多くが受験する「共通テスト」ですが、これが初めての入試になる方も多いと思います。
共通テストはマーク式のため今からマーク式の備えた勉強をする人がいます。
しかし、マーク式は選択式のため深い理解がなくても回答できることが多いです。
そのため、マーク式で正解したからこの分野は理解しているという勘違いに陥る可能性が高いです。
設問の理解度を知るためには記述式で試してみることが重要です。

ちなみ、共通テスト対策は記述式の対策をしていれば、11月くらいから対策していれば十分間に合います。
夏休み中の共通テスト対策は最低限にしておきましょう!!

苦手科目を克服する最後のチャンス

ダメ

夏休み期間は受験前に自由が効く最後の期間なので、苦手科目を克服する最後のチャンスです。
この機会に苦手科目を克服しておきましょう!!

まとめ

今回は大学受験の受験生に夏休み中の勉強方法について書きました。

大学受験で必要なのは当たり前に解ける問題をこぼさずに取る能力です。
その能力を身につけるためには、基礎問題を何度も反復するのが近道です。(急がば回れというやつです)

夏休みは【勉強する習慣を身につけること】と【学校で使う問題集を完璧にする】を達成できれば、大成功です!
今すぐ取り組みましょう!!

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