大学生の時に奨学金を借りた社会人が初めて迎える10月といえば、借金の返済が始まる季節です😭
大学生のとき奨学金を借りることは、「役に立つ、勉強になる」とブログで書きました。
すると、見知らぬ人からTwitterで怒られましたので、返済する立場となった今の気持ちを綴りたいと思います。
奨学金を借りることを検討している高校生や大学生の方に役立てばいいなと思います。
正直に言って、返済するのは億劫です
学生時代に奨学金に大変お世話になったので、「次は後輩のために奨学金を返済したいです!!」というポジティブな気持ちになっています。
というのは、大嘘です!!
やはり、お金は返したくはないです。
私は月に2万円ほど返済しないといけません。
もちろん社会人となりフルタイムで働いているので、月2万円くらいで生活が圧迫したり、遊ぶことを我慢したりする必要はありません。
でも、若い頃の私が使ったお金とはいえ、現在毎月自由に使えるお金が実質減ることは気持ちがいいものではありません。できれば返したくないですね(笑)
学生時代に自由に使えるお金があったことを考えれば納得できる
さっきは、お金を借りておいて返したくないと文句を言う最低なドクズ人間でしたが、学生時代を思い返せば納得はできます。
私は自分のために時間を使いたかったので、学生時代アルバイトをほとんどしませんでした。
(社会人になって振り返ると、多種多様のアルバイト経験はしておけば良かったと思っています…)
大学生(ただし、研究室所属前に限る)には社会人よりも自由な時間があります。
その自由な時間を使って、色々なことを学べるのですが、最低限のお金がないとその自由な時間が減ってしまいます。
なぜなら、お金を稼ぐためのアルバイトをしなければならないからです。
大学受験を突破して、二十歳前後の貴重な3年間を自由に使える機会を得たにもかかわらず、アルバイトをしただけになってしまうのはもったいないです。
アルバイト三昧になってしまうなら、高校卒業と同時でフルタイムで働いた方が効率的だと思います。
私は貴重な3年間をアルバイトのみではなく自分のために使えたので、現在月2万円ほど返済するくらいなら別に痛くはないとは思います。
無利子でお金を借りられるのは恵まれている
奨学金は借金ですが、ゼロまたは低金利で借りられます。
比較的低金利といわれる住宅や自動車ローンと比較しても桁違いに低金利です。
(海外では給付型奨学金が多いらしいですが、日本にはあまりありません。これは教育/科学技術に対する考え方の違いなので、羨ましがってもしかたありません。そんな時間があるなら、自分を成長させるために時間を使いましょう)
大学生のときもお金が必要ですが、社会に出た直後もお金が必要です(給料は1ヶ月くらいもらえないので…)。
そんな若い時期にお金を無利子で貸してくれるなんて、恵まれていると思います。
私は奨学金を借りることでできる自由な時間をどう使うべきかを考えるべきだと思います。
奨学金は限られた時間を有意義に使うための良い借金
奨学金は借金です。これは紛れもない事実です。
しかし、借金の中では金利が少なく返しやすい借金です。
大学生は20前後の貴重な時間を自分のお金で過ごすことができません。ゆえに、誰にも束縛されずに自由なことをするのは難しいです。
そこで、私は奨学金を借りることにより自由なお金を作り出し、将来のためになるやりたいことをできるようにすることをおすすめします。
私は月2万円ほどが自動で引き落とされる負債でしかない社会人になりましたが、大学生がお金に困っているなら奨学金を借りた方がいいと意見は変わりません。
お金がなくて、アルバイト三昧の大学生や進学をあきらめている高校生は奨学金を借りることを検討してみてほしいです。たった一度の20歳(前後)ですので!!
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