試験(定期試験、入学試験、資格試験など)勉強をする際は、問題集を使用することが多いと思います。
しかし、問題集の使い方が間違っているために、内容を習得できずに、試験に挑まれている方が多いと思います。
今回は、試験を突破するために、効果的な問題集の使い方を伝授したいと思います!!
学校で教えられた問題集の使い方は間違い
はじめに言及しておきたいことは学校で教えられた問題集の使い方は間違っています。
私が学校で教えてもらった問題集の使い方は以下の手順になります。
- 直接問題集に書き込んで問題を解く
- 解答を見て、答え合わせをする
- 間違っているところは、赤ペンで解答を写す
どこが、明らかに間違っているか分かるでしょうか?
間違っているところはないという引っかけ問題ではないです。
答えはこの記事を最後まで読めば分かります。
問題集に取り組む目的を考えてみよう!必然的に答えが分かります
問題集を解く目的を意識していますか?
(目的云々の話は「【試験を迎える高校生向け】大学受験後も役立つ定期試験の勉強法」をご覧ください。
「課題を出すため」という回答がありそうですが、この目的ならばやらない方がお得だと思います。
学校の成績や評価は上がるかもしれませんが(学校を卒業したら無意味)、何も身につきません。
その分好きなことに時間を割いた方が人生規模で見ればお得だと思います。
「課題を出すため」という底辺の目的以外で問題集を解く目的は
- 自分が理解している内容としていない内容を区別するため
- 自分が理解していない内容を理解して自分のものにすること
(結果として、試験で高得点や合格を勝ち取ることができる)
の2点だと、私は考えています。
限られた時間を問題集につぎ込むわけですから、自分の身になることをしなければならないですからね!!
問題集を自分のものにする問題集の使い方
さて、学校で教えてもらった問題集の使い方で明らかに間違っている箇所はどこか分かりましたでしょうか?
- 直接問題集に書き込んで問題を解く
- 解答を見て、答え合わせをする
- 間違っているところは、赤ペンで解答を写す
答えは3番ですね!!
答えを書き写す作業に何の意味があるのでしょうか?私は意味がないと思っています!!
それだは、効率的な問題集の解き方を紹介したいと思います。
準備するもの
正しい問題集の解き方では問題集以外に準備するものがあります。
以下の2点です。
- ノート(普段使っている大学ノート、ルーズリーフでもいいです)
- 多色ボールペン(赤、青、できれば緑があると便利かも)
おそらく、新しく準備しなくても持っていると思いますが、私がオススメするノート、ボールペンも紹介しておきます。
問題集の使い方
それでは待ちに待った、問題集の使い方ですね。
何も特別なことをするわけではないので安心してくださいね!
1.問題集の問題をノートに解く
まず、問題を準備したノートに解きます。(シャープペンシルでいいですよ)
決して、直接問題集に書き込んではいけません。
後で紹介しますがこの問題集はあとで何度も使用するからです。
解き方のコツとしては、自分で解けるところまで解くことです。
この問題は最後の問題まで解けそうにないから、諦めようというのはダメです。力がつきません。
問題を解き始めてペンが止まって、約3分経ったと思ったら諦めましょう。
(熱中のしすぎは効率を考えるといいことばかりではないからです。時間があるなら別ですが…)
2.答え合わせをする
問題集を解き終わったら答え合わせをします。
このとき、正解だ!不正解だ…と一喜一憂する必要はありません。
大事なのはその後です。
間違った問題についてしっかり解析をしましょう。
プロセスは合っていたのか、知識が足りなかったのか間違った理由をしっかり考えましょう。
このとき、ノートに不正解だった理由を一言二言で赤ペンで書いておくと見直しをするときに楽だと思います。
(解答の丸写しをする必要はありません。時間の無駄ですから)
そして、間違った問題は、問題集に赤ペンで印をつけておきます。
3.後日、間違った問題はもう一度解く
間違っていた理由が分かったから、その問題が解けるようになったというのは大きな間違いです。
間違った問題をもう一度といて本当に理解できたか、確認する必要があります。
答え合わせをした次の日に、間違った問題をノートに解きます。
解ければ、その問題はひとまず終了です!
解けなければ、「2.答え合わせをする」に戻って、間違った理由をしっかり考えましょう。
そして、間違った問題は、問題集に青ペン(3回目は緑ペン、その後は印を変えるなど工夫してください)で印をつけておきます。
これを何度も繰り返して、問題集のすべての問題を自力で解けるようにします。
すべての問題が解けたとき、あなたは問題集に取り組む前とは比べものにならないほど能力が向上しています。
まとめ
問題集にの使い方が分かりましたでしょうか?
問題集を自分のものにすることが目的ですので、すべての問題を自力で解けるまで問題集に取り組むことが重要です。
問題集を赤ペンで埋めてやりましたドヤってやるゲームではないので、この記事を参考に問題集を自分のものにしましょう!!
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