大学生の方はあと1ヶ月程度で夏休みを迎えられると思います。
しかし、夏休みを迎えるためには、高い壁をいくつも乗り越える必要があります。
高い壁とは大学で実施される定期試験です。
今回は大学の定期試験を乗り越えるための秘策をお届けします。
大学と中高の定期試験は別物
大学に進学された方であれば、今までも中学や高校で定期試験という壁を何度も乗り越えてきた方が多いと思います。
そのため、同じ要領で取り組めば大学の定期試験も乗り越えられると思い込んでいる方もたくさんいると思います。
しかし、中高の定期試験と大学の定期試験は全くの別物です。
大学の定期試験の本質を理解しないと、再試験になってしまいます。
最悪の場合、留年になってしまうので、慎重に大学の定期試験について考えましょう。
中高の定期試験
中高の定期試験は「授業の内容を理解度を確認」を目的に行われています。
(大学の定期試験も表面上の目的は同じです)
目的うんちゃらの話は「【試験を迎える高校生向け】大学受験後も役立つ定期試験の勉強法」をご覧ください。
中高の定期試験は授業の理解度確認という目的がとても重視されていると考えています。
ゆえに、理解度をはかるために定期試験を作成する先生方も試行錯誤を繰り返し、時間をかけて作成していると考えられます。
(実際に中高の定期試験を受けてきましたが、大学の定期試験と比べると中高の定期試験は愛情を感じます。)
そのため、同じ問題が出ることが少ないので、中高の定期試験の過去問を研究しても劇的な得点向上には繋がりません。
(初めて担当してくれる先生の定期試験を受ける場合は特徴を知るために過去問は必要だと思います。大問・小問数や回答形式など)
過去問をカバーするだけでは不十分であり、先生に指定された問題集を完璧にする必要があります。
問題集を自分のものにする方法は「【試験を迎える方向け】問題集を完璧にする問題集の使い方」をご覧ください。
大学の定期試験
大学の定期試験の目的も「授業の内容を理解度を確認」であることは間違いないのですが、その重要度があまり高くないように考えられます。
大学の定期試験は義務でやむなくやっている感を拭うことができません。
大学の先生が単位を認定するためには何かしらの評価方法が必要です。
その評価方法として代表的なのは「レポート」か「定期試験」です。
大学の先生は「教育」のみではなく「研究」を行う必要があるので、とても忙しいです。
この2つの評価方法でお手軽なのは「定期試験」なので、採用率がとても高いです。
そして、よりお手軽にするには過去問をそのまま流用することです。
ゆえに、過去問と同じ問題が出る確率がかなり高く、単位を取るためには過去問の対策だけで十分対応が可能なのです。
大学の定期試験の対策方法
先の段落でも対策をちょろっとお話ししましたが、大学の定期試験で一番効果的な方法が「過去問を完璧」にすることです。
それではその方法を書いていこうと思います。
過去問を入手する
まず、行わなければならないことは「過去問の入手」です。
過去問を入手できないと次の過程に進むことができません。
過去問を入手する一般的な方法は部活やサークルなどの同じ学科の先輩からもらうことだと思います。
しかし、部活やサークルに同じ学科の先輩がいないことやそもそも部活やサークルに所属していないことはかなりの数いるはずです。
その場合は、同じ授業を受けている友人(最悪、授業中隣に座っている知らない人)に過去問を持っていないか聞くことです。
えっ、そんなことは図々しくて申し訳なくて、聞くことができないと思った方はとても性格が良い人だと思います。
しかし、これが行えない人は今後苦労が連続して襲いかかってくる可能性が高いです。
社会で勝ち残っていくには他人と協力して物事に取り組むことではなく、他人を利用・踏み台にして勝ち進んでいく能力が必要になります。
大学での定期試験を機会に図々しく他人を利用していくことを学び実行できる能力を身につけましょう!!
ちなみに、私も知らない人に過去問を請求したことがあります。
1年前期の時は知らない人に過去問を請求ができなくて、単位不認定の講義が4つありました。
必修科目を落としたままでは卒業できないので、勇気を出して知らない人にかものんを請求しました。
すると、過去問をくれました。
過去問をくれた人はどう思っているか知りませんが、今後二度と会うこともないと思うので、今では全く気にしていません。
2年生になると知らない人に過去問を請求されたので、知らない他人にもらった過去問をそのままあげました。
過去問を請求されたときに、全くウザいとかそういう気持ちは沸きませんでした。
過去問を請求されてもほとんど何も思わない人が多いと思うので、気にせずに聞いてしまいましょう!!
過去問を完璧にする
過去問を完璧にする方法は、問題集を完璧にする方法と同じですので、
「【試験を迎える方向け】問題集を完璧にする問題集の使い方」をご覧ください。
まとめ
大学の定期試験は「授業の理解度の確認」が目的ですが、単位認定のための儀式であるという側面が強いです。
儀式であるため、過去問がそのままでることが多いので、過去問さえしっかり対策していれば、単位をもらうことができます。
定期試験を乗り越えて約2ヶ月の夏休みを迎えましょう!!
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